肩こりの原因



肩こりは頚~肩周辺の筋肉が緊張している状態ですが、原因は様々です。

血行が悪く静脈血が停滞し血中の老廃物を脳が異物と認識することで筋肉が緊張する場合、肩周りの筋肉を過度に使った為に緊張する場合、精神的ストレスから胃の反射として緊張するなどいろいろな原因が考えられます。

ただし、慢性化している場合は、体の柔軟な動きが骨盤・脊柱の24個の脊椎が協調して動く特性上、単に肩周りだけの原因ではないことが考えられます。

腰部の関節に制限があり、腰部の働きを胸部が負担し肩周りの筋肉に過剰な負担をかけることもあります(腰部に痛みが出ていない場合もあります)

同じ仕事をしていて、肩がこる人とこらない人がいることからも、いろいろな原因があり、肩こりの原因が人と同じではないことが分ります。


肩こり治療について



単純に血行が悪いことが原因であれば肩周りの血行を促す治療、過度の使い過ぎであれば疲労を回復できるように治療していきますが、慢性化している場合は肩周りの対処療法と根本的な原因を改善する治療をしていきます。

根本的な原因が腰部にある場合や、頚椎上部の動きが減っていたり、胸椎で過剰に動く関節があるなど、いろいろな原因が考えられます。問診・動作確認・徒手検査を行い、触診で原因を特定し、治療箇所の優先順位・刺激の種類・量などの治療内容を適切に判断して治療します。


診療時間